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さて6月25日は「指定自動車教習所制度の日」です。
指定自動車教習所は、道路交通法に基づき、厳格な基準の下で、都道府県公安委員会に指定された自動車教習所をいい、我が国の運転免許制度を支える交通教育機関として、毎年多くの運転免許取得者を生み出し、日本が世界有数の道路交通の安全を確保する一翼を担っておりますが、この制度が導入されたのが昭和35年(1960年)6月25日のことでした。
また、625=「ムジコ」から、無事故の日ともされています。
さて「日本初の自動車教習所は、大正4年(1915年)に実業家の鈴木靖二氏が設立した東京自動車学校です。
鈴木靖二氏は、故山階宮菊麻呂王殿下の運転手という経験を持ち、「自動車ニ関スル法規」という本も出しているなど、まさに日本の道路交通法に関する先駆けと言える人物です。
日本に初めてクルマが輸入された明治31年(1898年)以降、国産車の製造に挑む企業が現れ、明治40年に純国産のガソリン車が初めて実用化されました。この実用化第一号は走行時、ガタクリ、ガタクリと動くため、「タクリー号」という愛称で呼ばれたというエピソードが残されています。
本格的なクルマ社会の幕開けは、大正時代に入ってからです。そして大正8年に自動車取締令が公布され、昭和23年に道路交通取締法が制定されました。」
(以上クルマのニュース「今日は何の日?」「指定自動車教習制度」が導入された日)より引用)