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さて、「高齢者の交通事故防止県民運動」が実施されますね。
本県の高齢化は全国比で10年早いペースで進んでおり、今後も一段と高齢者の割合が高まる状況下で、高齢者が関与する交通事故の多発が懸念されています。
この運動は高齢者を交通事故から守るため、期間中交通安全思想と交通道徳の普及を図り、県民一人一人が交通ルールを遵守し、正しい交通マナーを実践することで高齢者の交通事故を防止を図ることを目的に実施されるものです。
運動の重点は
〇 高齢歩行者の交通事故防止
〇 高齢運転者の交通事故防止
〇 高齢者の自転車安全利用の推進
〇 反射材・ハイビームの活用促進
となっています。
運動の実施期間は
前期~令和2年11月9日(月)~11月15日(日)
後期~令和3年 3月9日(火)~ 3月15日(月)
で、高齢者の交通事故防止を呼びかける統一行動日として
前期~令和2年11月15日(日)
後期~令和3年 3月15日(月)
が設けられています。
昨年の交通事故死者45人のうち、高齢者の占める割合は35人と約8割を占め、その半数は歩行中(うち9割は道路横断中)に被害にあっています。また夜間における歩行中の事故は昼間の1.7倍にも達しています。一方交通死亡事故を起こしたドライバーの約半数は高齢者であり、その割合も年々増加傾向にあります。
こうした実態を認識し、高齢者自身はもとよりすべての交通参加者が、この時期、高齢者の交通事故防止に向けた取り組みを積極的に推進していきましょう。